刑事部
警察の人気部署としてまず名前が挙がるのが刑事部だ。
殺人、強盗、詐欺、窃盗、暴力事件など、さまざまな刑事事件の捜査を担当する。聞き込み、証拠収集、関係者への事情聴取、張り込みなど、事件解決に向けて幅広い業務に携わる。
刑事ドラマの影響もあり、一般の人からも仕事内容をイメージしやすい部署だ。
刑事部の中でも、捜査第一課は殺人や強盗などの重大事件を扱うことで知られている。捜査第二課では詐欺や贈収賄などの知能犯罪、捜査第三課では窃盗事件などを担当するケースが多い。
交通部
交通部も警察官から人気を集めやすい部署の一つだ。
交通事故の捜査や交通違反の取り締まり、交通安全対策、運転免許に関する業務などを担当する。
白バイ隊員として活動する交通機動隊も交通部門に含まれる。白バイによる交通取り締まりや事故対応など、現場で活動する機会が多い。
交通安全教室やイベントなどを通じて地域住民と接する場面も多く、警察の仕事を身近に感じやすい部署でもある。
警備部
警備部は、重要施設の警戒や要人警護、大規模イベントの警備、災害対応などを担当する。
警備部門には、機動隊や警護を担当する部門などがある。大規模な警備活動では多くの警察官が連携して対応するため、組織的な活動が特徴だ。
災害発生時には救助活動や避難誘導などを担うこともあり、通常の警察活動とは異なる場面で力を発揮する部署でもある。
地域部
交番勤務などを担当する地域部も、警察官にとって身近な部署だ。
パトロール、110番通報への対応、迷子や落とし物への対応、事件・事故の初動対応など、地域の安全を守る幅広い仕事を担当する。
地域部で経験を積むことで、さまざまな事件や相談に接する機会が生まれる。住民と直接やり取りする機会が多い点も特徴だ。
サイバー犯罪対策部門
近年注目度が高まっているのがサイバー犯罪対策部門だ。
フィッシング詐欺、不正アクセス、ネット上で行われる詐欺や脅迫など、インターネットを利用した犯罪への対応を行う。
パソコンやネットワーク、デジタル技術に関する知識を生かせるため、ITに興味がある警察官から注目されやすい分野だ。
都道府県警察ではサイバー犯罪対策課などの名称で専門部署を設置しているケースもある。
人気部署は警察官の適性でも変わる
警察の人気部署といっても、すべての警察官が同じ部署を希望するわけではない。
事件捜査に関心があるなら刑事部、交通安全や白バイ活動に興味があるなら交通部、要人警護や大規模警備に関心があるなら警備部というように、仕事内容によって人気の理由は変わる。
また、ITに詳しい人ならサイバー犯罪対策部門、地域住民との交流を重視するなら地域部という選択肢もある。
警察には刑事部、交通部、警備部、地域部、生活安全部、サイバー犯罪対策部門など、多様な仕事が存在する。自分がどのような業務に取り組みたいのかを考えることが、部署選びでは重要になる。
警察の口コミ
刑事部は事件を捜査する仕事なので、警察官になったら一度は経験してみたいと思う。
白バイに乗って交通取り締まりをする仕事は、警察官の中でも特にかっこいいイメージがある。
地域部は交番勤務が中心なので、住民から直接感謝される機会が多そうだ。
警備部は大きなイベントや災害にも対応するので、普段とは違った仕事ができそうだ。
ITが好きなので、警察官になるならサイバー犯罪対策の仕事に興味がある。
